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借金相殺、事実上の預金封鎖に現実味— ※週刊朝日2020年7月17日号より抜粋


借金相殺、事実上の預金封鎖に現実味 https://t.co/NoMmAM2Yhb
— ヘリオス40 (@helios40) July 10, 2020



もう一つは、事実上の預金封鎖だ。終戦直後に実施されたが、現行の憲法は財産権を規
定しているため、実施は難しいとされる。けれども、小黒さんが唯一、合法的にできるとみ
るのは、民間金融機関が日銀に預けている準備預金の準備率を変えることだという。

「準備率は最大20%まで引き上げることができ、預けている準備預金を引き出せないよう
にするのです。事実上の預金封鎖です」
 いまの準備率は1%前後(最大1.3%)だが、これを引き上げて民間金融機関からお金を
吸い上げる“裏ワザ”だ。

 さらに『預金封鎖に備えよ』では、こんなシミュレーションも紹介する。超過準備の大半を
民間金融機関が引き出せないようにし、その利息をマイナス100%にするというものだ。政
府の債務を部分的に処理してしまおうという意図だ。こうした手法によって、民間金融機関
が破綻すれば、そのしわ寄せは国民の預金に及びかねない。

「いまの段階ならまだ間に合います。いまの状況を続けることはできません。財政の議論を
始めないといけません」と小黒さん。
 日本は2024年に、お札のデザイン刷新を予定する。足元ではマイナンバーを預金口座に
ひもづける議論もくすぶる。これらが結果的に、事実上の預金封鎖につながらないことを祈
りたい。(本誌・浅井秀樹)

※週刊朝日2020年7月17日号より抜粋


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